製品情報

ホーム>製品情報>カチオン電着塗装

カチオン電着塗装

カチオン電着塗装とは

低濃度で水溶性の電着塗料(陽極とする)中に、被塗物(エバポレータ等)を浸漬させ陰極とし、直流電流をかける電着塗装の一種です。
電極付近では塗料が化学反応を起こし不溶性の樹脂(ポリマー)となり、複雑な形状質も(部品の不溶接部の隙間までも)ピンホールなく均一で密着性の良い厚い塗膜を形成します。
塗膜は防錆性能に優れ、1,000時間以上の塩水噴霧試験に合格する実力を持ち、エポキシ樹脂系塗料で表面がコーティングされるので耐防食性が従来と比較すると飛躍的にアップします。

カチオン電着塗装

適用環境

仕様 適用 目的
防食仕様 硫黄系ガスの雰囲気等のある地域
  1. 化学・薬品工場・温泉地
  2. 工場・学校等の実験室で硫黄系薬品を使用する場所
  3. 都市公害地
    車の排ガスの影響のある場所
  1. 銅管のロウ付けに用いたロウ材のリンが浸されるのを防止
  2. アルミフィン腐食防止
重防食仕様 *上記にさらに酸性・アルカリ性の雰囲気のある地域
  1. 下水処理場
  2. 動物飼育場
  3. メッキ・エッチング工場等
  4. 寿司米・惣菜・パン工場・納豆工場・卵加工場等の腐食性ガスを発生する場所
  1. 銅管のロウ付けに用いたロウ材のリンが浸されるのを防止
  2. アルミフィン腐食防止
  3. 外装パネル部の防錆力強化

留意事項

防食・重防食仕様を使用した場合でも腐食・発錆に対して、万全ではなくパッケージエアコンの設置やメンテナンスに対し、 次の事項に留意願います。

  1. 硫黄系ガス・酸性・アルカリ性の雰囲気に過度に直接さらされる場所へ設置しないで下さい。
  2. 生産・製造工場内への設置の場合は雰囲気ガスの種類に充分留意して下さい。
  3. 室外ユニットのベース内での水の滞留は、著しく腐食作用を促進させる為、ベース内の水抜け性能を損なわない様に水平に据え付けして下さい。
  4. 据え付け時・メンテンナンス時に付いた傷は、即補修をして下さい。
  5. 機器の状態を定期的に点検して下さい。(必要に応じて再防錆処理や、部品交換を実施して下さい)
  6. 室外ユニットの外装パネルに付着した塩分・濃縮液等の雨水による洗浄効果を損なわない様に日除け等は取付ないで下さい。
    (耐塩害仕様は別途設定されています。)
  7. 特に海岸地帯や化学工場への据え付け品については、付着した塩分・濃縮液等を除去する為に定期的に水洗いを行って下さい。

カチオン塗料

品名 パワーニックス(PN)160ブラック(日本ペイント)
特徴 鉛フリーカチオン電着塗料
被塗物 鉄,アルミニウム,亜鉛メッキ鋼板,銅
色相 黒色
光沢 50〜70(60度鏡面反射)
塗膜厚 15〜25μm
鉛筆硬度 H〜2H
塗装電圧 150〜250V
塗装時間 3分
塗膜焼付 160 ℃×10分以上
塗装効率 25mg/クローン 以上
密着性 100/100合格 1mm碁盤目
耐湿性 100/100合格
耐水性 100/100合格 20 ℃×24H

カチオン電着塗装風景

被塗物を電着塗料中に、浸漬させている風景

カチオン電着塗装風景

仕様

室内ユニット

部品名 素材 標準 防食 表面処理
パネル(前面・側面) 合金化溶融亜鉛メッキ鋼板 アクリル樹脂焼き付け塗装
パネル(後面) 溶融亜鉛メッキ鋼板 クロメート被膜処理
水熱交換器(水冷式のみ) 鋼管(外管) フェノール変成フタル酸樹脂塗装
空気熱交換器 アルミニウム板   素地のまま又はアクリル樹脂塗装
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
ヘッダー・Uベンド
ロウ付け部
銀リン銅ロウ   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
配管ロウ付け部 銀リン銅ロウ   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
送風機 溶融亜鉛メッキ鋼板 クロメート被膜処理
ドレンパン(冷却器用) 冷延鋼板 フェノール変成フタル酸樹脂塗装
ノンタールエポキシ樹脂塗装
圧縮機 熱延鋼板 フェノール変成フタル酸樹脂塗装
プリント基板   ヒューミシールコーティング処理

ユニットクーラー

部品名 素材 標準 防食 表面処理
パネル
(ファンガード,ドレンパン等)
アルミニウム(A5052,A1050) 素地のまま
ステンレス(SUS-304) 素地のまま
熱交換器

フィン

アルミニウム(A1050)   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
管板 ステンレス(SUS-304)
アルミニウム(A1050)
  素地のまま
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
配管
(ヘッダー,Uベンド)
リン脱酸銅(C1220T)   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
配管ロウ付け部 銀リン銅ロウ   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装(カチオン電着塗装)
モーター 溶融亜鉛鋼板 メラミン樹脂塗装又はダクロダイズド処理
モーター取り付け板 合金化溶融亜鉛 アクリルエナメル樹脂塗装
ステンレス(SUS-304)  
配管
(電磁弁,膨張弁除く)
リン脱酸銅(C1220T)   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装
配管ロウ付け部 銀リン銅ロウ   素地のまま
  エポキシ樹脂塗装
ファンガード 鉄線+樹脂コーティング  
ステンレス(SUS-304) 素地のまま

室外ユニット

部品名 素材 標準 防食 重防食 表面処理
ベース アルミ亜鉛メッキ鋼板
合金化溶融亜鉛メッキ鋼板
    素地のまま
    外面:素地のまま
内面:アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
    ※3 内外面アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
パネル 合金化溶融亜鉛メッキ鋼板   外面塗装(粉体塗装)
    内外面:アクリルウレタン樹脂塗装 2コート
仕切り板 アルミ亜鉛メッキ鋼板
合金化溶融亜鉛メッキ鋼板
    素地のまま
  アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
ドラム 樹脂 素地のまま
ガード 鉄線 ポリエチレンコーティング
羽根 樹脂 素地のまま
モーター フレーム アルミダイキャスト     素地のまま
  アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
モーター シャフト S45C 防錆剤着色クリアブル(標準処理済品)
モーター 支え STKM13A     内外面:エポキシ樹脂塗装
  アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
熱交換器
(ヘッダー,Uベンド含む)
アルミニウム       素地のまま
アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
熱交換器 支え 溶融亜鉛メッキ鋼板
合金化溶融亜鉛メッキ鋼板
    クロメート被膜
  アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
配管ロウ付け部 銀リン銅ロウ     素地のまま
  アクリル系防錆塗装+ふっ素樹脂塗装
プリント基板   防湿材コーテイング(標準処理済品)
ネジ,ボルト ネジ用鋼材 亜鉛,ニッケル合金メッキ+ユニクロ+Kコート(標準処理済品)
制御ボックス 溶融亜鉛メッキ鋼板 クロメート被膜
圧縮機 熱延鋼材 フェノール変性フタル酸樹脂(標準処理済品)

※1. 仕様は品質改良の為予告なしに変更する事があります。
※2. 室内側ユニットは防食仕様のみの対応となります。
※3. 室外ユニットの標準塗装品の重防食処理は、外面:アクリルウレタン樹脂塗装 2コート 内面:アクリル系防錆塗料+ふっ素樹脂塗料

製品画像

カチオン電着塗装
カチオン電着塗装

カチオン電着塗装
カチオン電着塗装

製品情報トップ

お問い合わせ